海外生活が向いている人と向いていない人|駐在・留学の成功条件

駐在・留学

ロンドン駐在を経験して

こんにちはロンドン駐在員のしゅーじです。

長年の目標であり、会社から辞令を受けたときは心から嬉しかったことを覚えています。まさに「夢が叶った」と感じた瞬間でした。

しかし実際に現地に赴任してみると、想像以上に厳しい現実も待っていました。言葉の壁、文化の違い、孤独感、仕事のプレッシャー…。華やかな側面だけでなく、酸いも甘いも味わうことになったのです。

私自身、「来てよかった」と思える瞬間もあれば、「早く日本に帰りたい」と後悔することもありました。周囲ではストレスから心を病んでしまう人もいました。

だからこそ、「駐在員に向いている人」と「向いていない人」をしっかり理解することは大切です。本記事では、自身の経験を交えながら特徴を解説していきます。これから辞令を受ける方、海外勤務を目指す方の参考になれば幸いです。


駐在員に向いている人の特徴

人付き合いが好きな人

駐在生活では、日本人コミュニティが狭く、そして濃くなります。会社の同僚との関係も深まりますし、また日本人が集まる交流会も各国で開催されています。

こういった機会を有効活用し、人付き合いを楽しめる人は駐在生活を有利に進められます。例えば、現地の同世代交流会や異業種交流会に積極的に参加すれば、仕事のヒントや生活情報を得られる絶好の機会になるでしょう。また、同じ悩みを共有できる仲間の存在は心強い支えになります。

  • 新しい人脈を築ける
  • 情報交換で生活の不安を減らせる
  • 孤独感を軽減できる

逆に人間関係を避けてしまうと、駐在生活は想像以上に孤独でつらいものになります。


何かに依存しない人

海外生活では、日本にいたときに大切にしていたものが急になくなることがあります。

  • 気軽に行ける居酒屋
  • 家族や友人との時間
  • 日本のテレビ番組やアイドル活動

こうした「当たり前」がなくなる環境で生きていけるかどうかは大きな分かれ道です。依存体質の人は強いストレスを抱えやすいですが、依存しない人は新しい趣味や人間関係に自然と適応できます。

私自身、家族や友人と会えなくなったことで駐在当初は強いストレスを感じましたが、徐々に一人の時間を充実させ、また新たな友人関係を構築することで、柔軟性を身に付けることができたと感じています。駐在先ではこれまでの依存を手放し、自分で解決する力が求められるのです。


海外旅行が好きな人

異文化に触れることを楽しめる人は、駐在生活を「苦労」ではなく「冒険」と感じやすいです。駐在先においては、週末の国内旅行でも新たな驚きがたくさん。イギリス在住の私は、週末にヨーロッパの他都市へ旅行することで、心のリフレッシュができています。

異国の景色や食事を楽しむことが、仕事のモチベーション向上や、知識向上にも役立ちます。会話の引き出しも増やすことにもつながるので、時間とお金をうまく調整し、駐在期間はたくさん旅行することをお勧めします。


お金持ちになりたい人

駐在員は給与や手当が手厚い場合が多く、資産形成の大きなチャンスです。実際、家賃や生活費の一部を会社が負担するケースも多く、その分を貯蓄や投資に回せます。

「将来のためにしっかりお金を貯めたい」という強い意思を持っている人は、駐在生活を前向きに捉えられます。特に20代後半から30代のうちに資産を築くことで、その後の人生設計に大きな余裕が生まれます。


未来志向な人

駐在中は孤独やストレスが必ず訪れます。私も「日本にいた方が楽だ」と思ったことは数え切れません。それでも、「数年後のキャリアに必ずつながる」と信じて頑張れる人は強いです。

  • 英語力が身につく
  • 国際的なプロジェクト経験が得られる
  • 本社から評価される可能性が高まる

一時的なつらさを「未来への投資」として捉えられるかどうかが、成功の分かれ道になります。


駐在員に向いていない人の特徴

人付き合いが嫌いな人

コミュニティが狭い中で人付き合いを避けると、孤立しやすくなります。現地情報も得にくく、生活の不安や仕事のストレスが増大します。特に海外では「助け合い」が重要なので、孤立は大きなリスクです。


好き嫌いが激しい人

食事のストレスは予想以上に大きいです。日本では当たり前に手に入る食品が現地では高価だったり、そもそも売っていなかったりします。

私も最初の頃は「味噌や納豆が手に入らない」ことに戸惑いました。食の好き嫌いが激しい人は、日々の生活そのものがストレスになりかねません。


語学学習が嫌いな人

駐在員の中には、2〜3年現地にいても英語がほとんど上達しない人がいます。その多くは「語学を学ぶ姿勢がない人」です。

語学への探究心がなければ、現地社員や取引先との関係構築が難しくなります。最低限でも「相手に伝えたい」という気持ちが必要です。


1人でいることが苦手な人

単身赴任の場合、休日や夜は1人で過ごす時間が増えます。1人の時間を楽しむ方法を持っていないと、孤独に押しつぶされる可能性があります。

私は現地でランニングや読書を習慣にすることで、1人時間をポジティブに変えました。


他責思考な人

「会社が悪い」「現地の制度が悪い」と人や環境のせいにする人は、駐在生活で行き詰まりやすいです。

実際に私も経験しました。

  • 公共サービスの手続きが遅く、誰も助けてくれず自分で粘り強く対応したこと
  • 業務トラブルで本社から十分な支援を得られず、自分で現地ルールを学び解決に導いたこと

こうした場面では「自分でなんとかする」力が求められます。他責思考のままでは、ストレスを増幅させるだけです。


自分が駐在員に向いているか確認するチェックリスト

最後に、駐在に向いているかどうかを判断するためのチェックリストを示します。

  • 人間関係を前向きに楽しめるか
  • 新しい環境に適応できる柔軟性があるか
  • 語学や異文化への興味があるか
  • 孤独を前向きに過ごす工夫ができるか
  • 問題を自分で解決する姿勢があるか

3つ以上当てはまるならば、駐在員として成功できる可能性は十分あります。


まとめ:駐在は挑戦であり大きなチャンス

駐在員に向いている人と向いていない人には明確な特徴があります。大切なのは「完璧に向いていなくても大丈夫」ということです。

弱点を理解して準備をすれば、駐在生活は人生を大きく成長させる機会になります。特に以下を意識してください。

  • 語学や人付き合いを「楽しむ姿勢」で取り組む
  • 孤独やストレスを「一時的なもの」と捉える
  • 問題を「自分で解決する力」に変える

駐在は厳しさも伴いますが、必ず人生を豊かにします。もし海外駐在のチャンスを手にした方は、ぜひ前向きに挑戦してみてください。

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