はじめに
こんにちは、英国駐在員のしゅーじです。
私は海外生活の経験がなかったにもかかわらず、突然イギリス赴任を命じられました。最初の数か月は本当に苦労しました。会議で質問されても即答できず、同僚との雑談でも言いたいことが口から出てこない…。
留学経験もなく、ただTOEICのスコアだけを誇りに海外に来てしまった私は「英語を知っている」と「英語を話せる」の間に大きな壁があることを痛感しました。
そんな私を救ってくれたのが「瞬間英作文」でした。今回は、私の体験談を交えながら、その凄さを詳しくご紹介します。
いろんな勉強法を試しましたが、スピーキング力を伸ばすにはこれが一番だと確信しています。1人でも多くの英語学習者に、瞬間英作文を取り入れてほしいです。
瞬間英作文とは?
瞬間英作文とは、日本語を見た瞬間に英語に変換し、口に出すトレーニングのことです。
例えばこんな文です。
【日本語】
- 今週末は家族と沖縄に行く予定です。
- 初めてChatGPTを使った時は本当に感動したよ。
- 結局のところ、サッカーと野球のどっちが好きなの?
あなたはこれ日本語を。即座に英語に言い換えられますか?最初は頭の中ででもOKですが、慣れてきたら声に出すのがポイントです。
ちなみに先ほどの問題の正解案は、
- I’m planning to go to Okinawa with my family this weekend.
- I was really impressed when I first used ChatGPT.
- In the end, which do you like better — football or baseball?
皆さんはスラっと英語で言えましたか? 私も最初はなかなか言葉が出てこずヤキモキしましたが、通勤の地下鉄やオフィスに向かう道で瞬間英作文を繰り返しているうちに、少しずつ言葉が出やすくなっていることに気が付きました。
たとえば「今夜は残業になるかも」「明日は早起きしないと」といった日常のことを片っ端から英訳する。すると自然と会話の中でもフレーズが口から出てくるようになったんです。
私が体感した瞬間英作文の効果
会話での“間”がなくなる
赴任当初、同僚に「What do you think?」と聞かれても、返事を考えているうちに会話が次に進んでしまうことが多々ありました。
ですが、瞬間英作文を続けることで、すぐに「I think it depends on〜」「In my opinion〜」と切り出せるように。
結果として会議でも自信を持って意見を述べられるようになりました。
一度言えた表現は脳に刻まれる
ある時、ロンドンのカフェで「水をください」と言いたくて固まってしまったことがありました。日本では「water please」で通じるだろうと思っていましたが、実際には「Can I have tap water, please?」と言わないと無料の水は出てこない。
悔しい思いをしましたが、瞬間英作文で何度も練習した結果、その後は一度も詰まることなく言えるようになりました。
型を覚えると応用が効く
「I’m going to〜」や「Have you ever〜?」などの定番構文を覚えておくと、あとは単語を入れ替えるだけで無数の表現が作れます。
たとえば「I’m going to study English tonight.」を言えれば、「I’m going to watch football tonight.」「I’m going to call my parents tonight.」など自在に応用できます。
これは私が駐在員生活で最も役立ったスキルのひとつです。
おすすめの練習方法
SNSを活用して毎日アウトプット
瞬間英作文の上達に欠かせないのは「毎日英語に触れる習慣」をつくること。
その中でもSNSは、最強のアウトプット練習ツールなんです。
X(旧Twitter)やInstagram、ニュースアプリで見かけた日本語のフレーズを、思い立った瞬間に英語へサッと変換してポストしてみる。これだけで「瞬間的に英文を組み立てる力」が驚くほど伸びます。
英語学習は一人でコツコツ続けると、どうしても孤独を感じてしまいがち。でもSNSには同じように英語を学んでいる仲間がたくさんいます。
いいねやコメントをもらえると自然と「今日も続けよう」と思えるし、他の人の表現を見て「こんな言い方もあるんだ」と学びにつながるのも魅力。
投稿しなくても、頭の中で日本語→英語に変換してみるだけでも十分効果があります。
“毎日アウトプット”の癖づけに、SNSは本当に相性がいいんです。
専用教材を使った集中トレーニング
瞬間英作文を本気で鍛えたいなら、やはり市販教材の力を借りるのがいちばん早いです。
特に王道の『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、例文が驚くほどよくできています。
一文一文がシンプルなのに、実際の会話でそのまま使える“汎用性のある英語”。しかも「中学英語の文法をベースに、スピーキングで使えるように組み立てる」という構成が絶妙で、瞬間英作文の仕組みにぴったりなんです。
私も駐在前は毎日音読していましたが、やり込めばやり込むほど「英語の語順で考える力」がどんどん洗練されていきました。
正直、これ一冊を完璧に仕上げるだけでも、海外駐在で必要な“基礎会話力”の8割くらいは身につくと思っています。
教材は裏切らないので、「今日は10分だけ」「通勤のスキマ時間だけ」でも続けてみてください。短時間でも積み重ねると、本当に喋れるようになります。
日常生活のあらゆる場面を英訳する
瞬間英作文を最速で伸ばすコツは、英語学習を“生活の一部”にしてしまうことです。
私が特に効果を感じたのは、買い物、料理、掃除などの「日常の動作を全部英語に変換する」習慣づけ。
たとえば、
- 「今日は鶏肉を焼こう」→ I’ll cook chicken today.
- 「牛乳を買い忘れた」→ I forgot to buy milk.
- 「洗濯物を取り込まなきゃ」→ I need to bring in the laundry.
こうした“超ふつうの日本語”を英語に置き換えるクセを続けるだけで、脳が少しずつ英語モードに切り替わっていきます。
ポイントは、完璧な文法を求めず、とにかく「英語で言うなら何?」と即座に考えること。
この反射神経が育つと、実際の会話でもスッと口から英文が出てくるようになるんです。
日常のひとつひとつが練習になるので、忙しくても続けやすいのも嬉しいところ。
“生活そのものが英語の教材”という感覚で取り組むと、上達スピードが一気に変わりますよ。
まとめ
瞬間英作文は、私にとって「英語が出てこない悔しさ」を解決してくれた最強の学習法でした。
- 会話の瞬発力を高められる
- 一度言えた表現は二度目からスッと出てくる
- 型を覚えれば応用力が無限に広がる
留学経験がなくても、コツコツ継続するだけで確実に話せるようになります。もしあなたが「知識はあるのに話せない」と悩んでいるなら、今日から瞬間英作文を始めてみてください。小さな一歩が、大きな自信につながります。

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