こんにちは、しゅーじです。
私は20代で念願の英国駐在員となり、現在もロンドンの金融系企業で働いています。
特別な留学経験もなければ、学生時代に目立つ実績もありませんでした。それでも若いうちに駐在のチャンスを掴めたのは、「王道の資格」をしっかり取っていたことが大きな理由だと実感しています。
この記事では、私自身が取得して心から役立ったと感じる、20代~30代で海外駐在を目指す人に必須の資格を5つ紹介します。どれもトリッキーな専門資格ではなく、どんな駐在員にもお勧めできる王道資格。だからこそ、どの時代・どの業界でも評価されるはずです。

少なくとも3つ、理想的には5つすべてを取得することで、海外駐在の切符を手に入れる可能性はぐっと高まります。
TOEIC(700〜800点以上)
まず最初に挙げたいのはTOEICです。日本企業における海外駐在の登竜門といっても過言ではありません。
20代や30代の駐在員は「即戦力として完璧な英語を話せる人材」というより、将来的に英語を武器に育っていけるポテンシャルを買われて選ばれます。私が人事担当者に直接ヒアリングした際も、「700点を超えていれば、英語の素地はあると判断できる」との声をいただきました。
特に20代の段階では、TOEIC 800点以上を目指すことが理想。それだけで英語力に一定の信頼を置かれるので、駐在候補として声がかかる可能性はぐっと上がります。
TOEIC700点までの最短ルートはこちらで解説
サステナビリティ検定
- 海外では日本以上にサステナビリティ意識が高く、政策や企業の取り組みも積極的です。たとえばイギリスでは2050年までのカーボンニュートラルを法制化し、オーストラリアでも再生可能エネルギーや森林保全を国策として推進しています。
この流れは企業活動にも直結しており、SDGsやESGを理解しているかどうかがビジネスの会話で当たり前に問われる状況です。
日本でも大手企業を中心にサステナビリティ推進部門が設置されるなど、社内での注目度が年々高まっています。サステナ検定は難易度もそこまで高くなく、私は20〜30時間ほど問題集を解くだけで十分合格できました。コスパの良い資格としておすすめできます。
履歴書に書くだけでなく、面接や面談で「グローバルでのサステナビリティ対応に関心がある」とさりげなく話せると、他の候補者との差別化につながります。
勉強はコチラ一冊でOK
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IELTS(スコア6.5以上)
TOEICが「日本企業での駐在推薦に強い資格」だとすれば、IELTSは「海外での認知度が圧倒的に高い資格」です。
IELTSはリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能をバランスよく測るため、実際の生活や仕事に直結します。MBA留学など、さらなるキャリア展望を持つ方にとっても必須級の試験です。
私の感覚では、TOEIC 700点が取れる方なら、短期的な対策でIELTS 6.0程度は狙えます。ただし6.5を超えるには、実際に会話やライティングで論理的に表現できるスキルが必要。駐在生活で困らない英語力をアピールするには、腰を据えて6.5を目標に取り組むのがおすすめです。
参考書はこちらから
IDP Education IELTS公認問題集 | IDP Education, イングリッシュイノベーションズ株式会社 |本 | 通販 | Amazon
MOS(Excel・PowerPoint)
海外駐在員として働くと、ExcelとPowerPointのスキルは驚くほど直接的に仕事の成果に直結します。
特にExcelは、業績管理やプロジェクトの進捗確認など、多くの海外拠点で「現場の共通言語」として使われます。日本本社のように高度なシステムが整備されていないことも多く、拠点ごとの裁量が大きいため、Excelを自在に使いこなせると一気に信頼を得られます。
PowerPointも同様で、日本本社への報告や現地社員との会議で、わかりやすく整理された資料を短時間で作成できるかが勝負になります。特に文化や言語が違う環境では、論理的かつ視覚的に伝える力が大きな武器になります。
もし苦手意識がある方は、事前に克服してから渡航することを強くお勧めします。
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日商簿記2級
- 公式サイト:日商簿記検定
最後に紹介するのは、数字の基礎力を磨ける日商簿記2級です。
イギリスで働いて強く感じたのは、**海外で活躍する駐在員は例外なく「数字に強い」**ということです。営業力や交渉力以上に、子会社や支店を任される「経営者予備軍」として、財務の理解が欠かせません。
簿記を通じてBS(貸借対照表)やPL(損益計算書)の読み方を身につければ、会社がどこで利益を出し、どの部分で改善が必要かが見えてきます。これは海外駐在だけでなく、将来的に管理職や経営層を目指す上でも間違いなく役立つスキルです。
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まとめ:王道資格は裏切らない
今回紹介した資格は以下の5つです。
- TOEIC(700〜800点以上)
- サステナビリティ検定
- IELTS(6.5以上)
- MOS(Excel・PowerPoint)
- 日商簿記2級
いずれも「特別な業界専用」ではなく、どんな駐在員でも評価される王道の資格です。私自身、この5つをすべて取得したことで、20代という早い段階で海外駐在を実現できました。
これから駐在を目指す方は、まずは3つから取り組むことをおすすめします。そして可能であれば5つすべてを揃え、キャリアの土台を強固にしてください。王道は地味に見えるかもしれませんが、だからこそ時代を超えて評価される力になるんだと思います。



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